
求人広告の誇大口調に何度騙されただろうか。
こんにちは。
第二新卒で転職したけれども、求人情報と全然違った内容で入ったもんたんです。
私は、「第二新卒可能」「未経験ok」と記載されていたのにも関わらず、入社したら「即戦力を求めているんだ」と言われました。
私は言葉ができませんでした。
え・・・?未経験採用ですよね!?
今回のクビになった理由は
【教育できるほどの十分な環境が整っていなかった】から。私の会社は教育担当がおらず皆ワンマンプレーだったんです。
求人には、未経験ok、第二新卒可能と記載されていたのに、求められたのは
教育なしで動ける人材でした。— もんたん@転職しくじり先生 (@montan_tens) May 25, 2019
求人サイトで転職活動していた私にこれ以上の悲しみはありませんでした。
きっと、私のように求人広告に踊らされて希望の仕事とは全然違った仕事についたり、
契約した内容と異っていた…なんてことがある人がたくさんいると思います。
今回は、そんな実体験も踏まえて、第二新卒や未経験で就活している人が無事安心できる企業に就職するために、見ておいて欲しい部分をまとめました。
求人広告の嘘のテンプレート
求人広告の多くは、
例:「残業は一切ありません」→実際は残業30時間ぐらいあったり、上司が無理やり帰らせているだけ
決して定時上がりが評価される社風というわけではない。✅会社しかない特別な事例を当たり前のように記載する
例:定時が18:00なのに「普段は21:00までに帰っていますよ」
毎日3時間残業だと、平気でブラック企業認定されます。
✅都合の悪いことは一切載せない
年間○人やめた、やる気がある人募集(精神ひ弱だとすぐに病む会社という意味)など…

内容と全然違った

未経験でも入れるって嘘じゃん!
ということが横行しています。
なぜ求人広告に嘘が生まれるのか?
民間企業やハローワークなどの求人サイトに乗っている企業のほとんどは、自社で採用がうまくいかなかった企業です。
自社で採用がうまくいく企業のほとんどが知名度が高い企業。
- 業界内で知名度が高い
- CMなどで知名度が高い
で名前が知れ渡るのですが、知られている会社はごく一部。
自社で採用がうまくいかなかった企業のほとんどは、知名度が低く人を採用したいと思ってもそもそも母数が集まりません。
そのため、多くの人がみる求人サイトに自社の求人を載せるのですが、そこでも競争が激しいわけです。
少しでも自社の求人を魅力的に見てもらおうと、求人の内容をありのままではなく、魅せる方向に持っていく。
ここで実際の仕事内容と求人の内容の違いが発生してしまうのです。
見ておくべき要注意ワード
実際求人サイトによく使われるワードを切り取ってきました。

私のケースは赤文字にしてあります。
要注意ワード | 理由 |
---|---|
OJTで教えてくれるので未経験でも大丈夫です。 | OJT(On the Job Training)は簡潔にいうと先輩が教えてくれるよという意味なのですが、とりあえず書いておこうという企業も多い。 実際入ってみると、すぐに現場を任される可能性があったり、教える人がいないから先輩社員が現場で教えるしかない、というケースもあります。 |
若手が活躍 やる気がある人 | 基本的に離職率が高い企業の可能性があります。 体力勝負・がむしゃらさが必要だったり、長時間労働のところもあります。 体育会系の企業に多い傾向にあります。新人は見習い期間だから残業は当たり前という風土がある会社も。少なくとも長期的に働ける会社ではありません。 |
がんばり次第では20代で年収1000万円も可能です | 年収例は特に実態と違うところが大きいです。 優秀な社員の事例を記載している可能性があるので、誰しもその年収がもらえるというわけではない。 不動産の営業や保険の営業など成果主義の企業に多く、入社時の基本給+歩合制。 |
和気あいあいとした アットホームな社風で | 零細企業や中小企業など、評価制度はしっかりできていない企業に多い印象。 公私混同してしまう働き方が多く、休日出勤しても手当がもらえない企業などもある。 感情的になりやすい人も多いため、ビジネスマンとして自立している人が少ない可能性が。 |
独立したい方を応援~夢を応援します! | ベンチャー企業に多く、きちんと人を育てる制度が整っていないことをいい印象に見せるために書いてあります。 自由度が高い反面、自分で考えて行動できる人でないと難しいので即戦力を求められることが多いです。 |
急募 | 急募には2種類あります。 1.欠員募集 特に2.の常に募集している企業の場合、人を大事にしていない企業が多いです。 |
大量採用 | 大量に採用していることの背景を考えると、 1.労働環境が悪い(長時間労働、評価制度が整っていない等) 2.教育体制が整っていない この2つが考えられます。 何れにせよ、人が長期的に働ける環境ではないと思います。 |
求人広告の嘘の体験者の口コミ
現在、転職活動をしているのですが、ハローワークの
求人情報の中に、私が退社した会社の求人がありました。「賞与年2回あり」
・・・ないんです。
社長からは、求人広告等何とでも書けると言われました。
yahoo知恵袋
など、求人広告の情報と実際の現場ではまだまだ違っている点があるようです。
嘘求人は、社員の定着率が悪いからこそ見てくれを綺麗にすれば人が集まると思ってしまっているんですよね。
求人サイトでいい企業を見つけるには
第二新卒でまた新しい会社に入ってやり直すには、個人的に3つの条件が必要だと思っています。
2.残業代がしっかり払われる
3.自分の個性と社風が合っている
それぞれ、求人広告のどの部分をチェックしていけばいいのかを見ていきましょう。
育てる環境があるのか?チェック
そもそも教育体制が整っている企業は会社の規模が100人以上が基本。
50人を超えてから会社は人事や総務といった部署を設ける傾向にあるので、その倍の100人規模にもなると、研修体制などの制度も整ってきます。
ただ、ここで気をつけて欲しいのが「上場企業」や「名の知れた会社」だからといって
教育体制が整っているのかどうかは別なので名前や地位に踊らされないように注意してください。
残業代がしっかり支払われる
求人に記載してある「見込み残業」の部分と、「上場企業」なのかどうかの確認をしましょう。
見込み残業が45時間の場合、残業45時間分はすでに月給に含まれており、それを超えたら支払われるという仕組み。
ちょっと残業したからと言って給料が増えるわけではありませんので注意です。
上場するには未払い賃金をなくすことが1つの条件としてあげられるため、残業代が1分単位で出るor見込み残業に含まれているのかのどちらか。
少なくとも、残業代未払いなんてことにはなりません。
社風を見極める
社風は、正直求人広告だけではわかりません。
実際に働いていた社員の口コミを見ることができるopenworkや宣伝会議を見てみることをおすすめします。
求人広告に記載されてある内容と実際の働き方の違いなど、現場の声をみることができます。
安全な転職をするなら転職エージェントに話を聞いた方が無難
求人広告って見極めるのが難しい…。

どれが本当なのか疑心暗鬼になってしまうの、すごく実感します。
そんな時は、転職エージェントを使ってみることをおすすめします。
転職エージェントを使用することで、
✅提携している企業は厳正な条件を突破した企業のみ
✅担当者が企業の社風を知っている
✅適性に合った求人を紹介してくれる
✅面接や書類選考など
と行ったメリットがあります。
デメリットは担当者と合わなかった場合ぐらいですが、無料のサービスなので受けてみて損はないです。
実際に行って体験してた上で、おすすめの転職エージェントをまとめました↓
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