
中国から帰って就職したら、日本に馴染めず辛い思いをしました。
海外からの留学から帰ってきた帰国子女が、日本で仕事を見つけようとすると苦労することがたくさんあります。
私も1年の交換留学で中国にいたのですが、現地では意見をいうのが当たり前。
日本のように空気を読んで発言するなんて文化がなかったので、思ったことをいうことが習慣付いていました。
たった1年で大変だったので、長年住んでいる帰国子女の皆さんは、もっと大変だと思います。
帰国子女の多くは、海外の文化に慣れすぎて日本の文化に対して馴染めないことがあります。
●空気を読む
●お疲れ様を言う
●飲み会にいく
日本に住んでいれば、上っ面だけでも溶け込める術を身に付けることができるのですが、日本人だけで形成されている企業だと、異物だと思われてしまいます。
「帰国子女だから語学が話せて当たり前でしょ!」
「なんか英語(語学)で話してよ〜」
と嫉妬や妬みなどを伴った言葉を投げかけられることも、日常茶飯事。

でも、日本で働きたいという気持ちに偽りはないんです。
誰か、私を受け入れてくれる会社、教えてください
という人のために、今回帰国子女向けの仕事や、帰国子女を多く受け入れている企業の特徴を紹介します。
せっかちさんのための記事まとめ
✅帰国子女が企業に入って使えないと言われてしまう理由は、日本の文化に溶け込まず自分を出してしまうの原因だった。
✅仕事探しに重要なポイントは、「自分が何をしたいのかどうか」語学は、ツールの1つにしか過ぎない。
✅SPIと面接苦手な人、多いから対策はしっかり行なって。
✅自由に働きたい人は、エンジニアがおすすめ。
無料で研修を就職支援をしてくれる、ネットビジョンアカデミーとGEEKJOBの説明会で話を聞いてみると良い。(都内しかないけど汗)
帰国子女は使えないと思われている理由
日本語が苦手
自己主張をすることを重んじることが多い海外に住んでいると、普段使う言葉もストレートに放ってしまうことが多いですよね。
例えば、Aの商品を買おうか買わまいか迷っているときに、

何が不満なんですか?
とストレートに伝えてしまうと、

何言っているのよ!この人は!!!
と、イライラされてしまいます。
せっかく悩んで悩んで決めようと思っていた気持ちをないがしろにされた気持ちになってしまうのです。
日本では、「お客様は神様!」という言葉があるほど、お客様を丁重にもてなす文化があります。
一歩王海外ではそんなことはなく、お客様と従業員が対等に接することも多いため、その感覚で日本で働いてしまうと、うまくいかない原因になってしまいます。
日本語はちょっとしたニュアンスが違うだけでも印象が全く違って感じられます。

ご飯を食べるという意味でも、
飯を食う
ご飯をいただく
など様々な表現方法があります。
英語ができるだけではなく、日本語独特のニュアンスを使いこなすことができないと、仕事に置いて円滑に進みにくくなってしまいます。
協調性がない

私はこの案の方がいいと思うんですよ!なぜなら…
小さい頃から意見を言うようような環境で育った帰国子女にとって、ディベートなどは朝飯前。
一見、頼もしそうに見えるのですが、チームで仕事をするとなった時に自分の意見を通すことに躍起になって、なかなか前に進まない原因になってしまうことも。
仕事を円滑に進めることよりも、自分の意見を通すことに重きを置いている人が多いようです。
仕事は、あくまで利益を追求するために新しい事業を立ち上げたり、既存の仕事を進めるために、普段の仕事があります。
下積みをしたくない
「自分の得意分野を使った仕事がしたい!」と言う気持ちが人一倍強い帰国子女。
その気持ちで入ってしまうと、下積みが当たり前な日本企業との価値観の違いにつまづいてしまいます。
英語で仕事をする前に、会社の基本的な知識や、必要なスキルを身につけないといけない。
だからこそ、最初は英語を使った仕事にすぐつけるわけではない、と言うことを知っておく必要があります。
会社の中にいるネイティブの人たちは、海外の大学も出て専門知識も持っていて、なおかつ英語ができるからこそ重宝されます。
英語はあくまで情報共有するためのツール。
情報共有する内容の知識が乏しいと、英語ができただけでは太刀打ちできないことがほとんどです。
中途半端な語学力
僕は英語ができないから偉そうなことは言えないけど、留学経験とか帰国子女ってだけでは、全然仕事で使えない。
会議の進め方が分かっていない、仕事の中身を理解していない状態で英語で話しても母国語じゃない分、ただパフォーマンスが落ちてるだけ。
話し相手にはなるけど、仕事相手にはならん。— にぃやん (@asuka_baku) June 26, 2019
商社や、メーカーなど海外に入って語学を使った仕事につこうとすると、必然的にビジネスレベルの語学力が必要になります。
多くの帰国子女の語学は、「子供レベル」が多く、ビジネスで使用することができるものではないことが多いです。
そのため、会社に入って、同じ言語で話しているのになかなか相手に伝われない…ということも頻繁に起こってしまいます。
ビジネスの世界では、帰国子女の語学レベルは「他の人と比べて少し堪能」レベルと見なされているのです。
帰国子女の仕事探しに必要なポイント
帰国子女が、日本に帰って仕事探しをする時にまず、考えて欲しいことは2つあります。
自分がどんなことに興味があるのかを知ること
帰国子女の受け入れが多い企業の特徴を知ること
帰国子女の扱い方が慣れている企業とそうでない企業とでは、帰国子女に対する仕事の振り方や、コミュニケーションの方法なども全く異なります。
帰国子女を受け入れ慣れていない企業の場合、日本の習慣に慣れていない帰国子女の考え方や言動を邪魔なものと思って排除に走ろうと思ってしまいがち。
自分がどんなことに興味があるのかを知ること
「帰国子女」というブランドを脱ぎ捨てて、一度「自分」に向き合って考えてみましょう。
別に帰国子女だからと言って、語学を使わなくてはならない、なんて義務はありません。
語学にばかりとらわれて自分の興味がない分野に行ってしまったら、それこそ仕事が続かない原因になってしまいます。
どんな専門的知識を身につけていきたいのか?自分はどんなことに興味があるのか?を再認識した上で、語学を使うか使わないかを決めればいいのではないでしょうか。
帰国子女の就活・転職活動でのポイント
SPIの勉強をすること
落ちたのは別によい。面接のれんしゅうだとおもえばいいや。今回は両隣がカオスだった…金盗んで退学したやつと、簡単なspiをムズすぎって言ってた方言強い帰国子女。
— martico (@Mr_martico) February 13, 2013
人事コンサルの人がガイダンスで言ってた"帰国子女の方とか大体SPIで落とされるんでね、そこ気をつけて下さいね"が頭から離れない
— 昭 和子▼Matangi (@kawaiiestbxxch) January 16, 2014
帰国子女の印象の対策をすること
大手の日本企業の場合、面接ではまだまだ帰国子女に対してマイナスなイメージを持っている人が面接官になる場合も多いです。
面接官になるひとは、帰国子女に対して
- 語学が堪能
- 社交的で物怖じしない
- 人見知りしない
- 適応力がある
といったようなプラスな部分も認識していますが、
- 自己主張強くてめんどくさそう
- 日本の常識知らないのでは?
- そもそも日本語でコミュニケーション取れるの?
とマイナスに考えている部分もあります。
帰国子女の印象を知った上で、自分をどのように見せていきたいのか?を考えて面接に望むことが大切です。
帰国子女におすすめの仕事
スクールカウンセラー
日本では、英会話の需要が右肩上がり。
英会話スクールでは、英語を勉強したいという人にカリキュラムの説明を行なったり、スクール運営を行うなど多岐の仕事に携われます。
自分自身が英語を習得した経験や、現地での会話の仕方など教えられることはたくさん。自分の語学能力をすぐに発揮できる環境です。
通訳
通訳といっても、様々な種類の通訳があります。
私の友人は、中国語が話せるので中国の不動産売買をしている会社に就職して、今では中国語を生かした仕事をしています。
観光業の通訳をしたい場合は、通訳案内士という仕事もあるので、どの分野の通訳になりたいのか?を決めることが必要になります。
ホテルのフロントスタッフ
観光地のホテルでは、海外のお客様がたくさん訪れるところもあるので、語学対応ができるスタッフが求められています。
予約の受付やフロントでのチェックイン・アウト手続き、サービス向上の立案など率先的に動くことが求められます。
京都・大阪・福岡・東京・北海道など、観光名所と呼ばれるところに需要はあるため、地方でも働くことができます。
販売スタッフ
国際空港やロレックスなどの有名ブランド店では、多くの外国人のお客様が来るので、語学対応ができる人が求められます。
人と接する仕事なので、持ち前のコミュニケーション能力を生かして働くことができます。
大手の企業がほとんどなのて、手厚い研修を受けながら実務に望むことがで切るので、未経験でも安心して業務に取り組めますよ。
インフラエンジニア
インフラエンジニアは、日本でも海外でも需要は減らないと言われている職業です。
システムを維持するために監視したり点検する仕事なので、未経験からも挑戦することが可能です。
エンジニアで使用する言語の多くは、元は英語が元になっているので、英語が得意な帰国子女の場合すぐに仕事内容が頭に入って来やすいと思います。
ネットビジョンアカデミーなら2ヶ月無料でITエンジニアについての研修に参加でき、転職支援も行なってくれます。
就職に有利な資格を習得するまで徹底的に付き合ってくれます。
講師陣も、現役のエンジニアの人たちなので、わからないことがあったらどんどん聞くことができますよ。
しかも、研修中シェアハウスに2ヶ月無料で住むことができてしまいます!
集中して勉強に取り組める環境を整備してくれています。
プログラマー
比較的自由に動きやすい職業として、プログラマーが挙げられます。アプリやサイトの構築などをする仕事です。
一度技術を習得してしまえば、働く幅が一気に広がります。
フリーランスとして活躍することも可能ですし、在宅ワークで場所にとらわれず仕事をすることもできます。
新しいシステムやアプリを生み出すベンチャー企業のシステムの一旦を担うこともできるので、新しい物好きな人には向いていると思います。
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上記にあげた職業はほんのごく一部。
- 自分に向いている仕事はどんなところで見つけることができるのか?
- どんな環境だったら働きやすいの?
- もっと向いている仕事ないのか?
この悩みを解決する簡単な方法をお伝えします。
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