仕事できないから転職は逃げ?辞める前に確認しておくこと

仕事の悩み
もんたん
もんたん

・短期離職4回経験
・人材営業(正社員)→事務職(正社員)→個人事業主→接客業(契約社員)といった経歴です。
仕事で大きなミスをしてしまった時、「お前、ふざけんな!」って上司から怒鳴られた経験があります。。。あれは、辛かった…。

 

私の場合は、人に確認すればそれで終わった仕事だったのですが、初めてトライした仕事で、かつ目の前の仕事の情報処理が追いつかずパニックになってしまい、結果ミスが起きてしまいました。

上司には、

イラつきぴよ子
上司

「お前のせいで店がなくなるところなんだぞ!」
「社員として働いている自覚はあるのか?」
「研修中だからといって関係ないからな!」

というような言葉をもらいました。

おかげで、会社に行きたくなくなりました。もう二度と味わいたくないものです…。

私のように、上司から怒られたことがきっかけで「仕事が出来ない」と自覚する人や、日々の業務を円滑に行うことが出来ないことから「仕事が出来ない」と感じる人も多いと思います。

仕事が出来ない→会社に貢献できない→周りの目が痛い→
辞めたい!!!!!

↑のように思っても、もうちょっと頑張ったら仕事できるかも?っていう気持ちや、仕事できないからという理由で転職ってまかり通るのかな?って思っている人も多いと思うので、

今回は、仕事ができないことは逃げなのか?頑張ったら仕事ってうまくいくのか?転職するに当たって不利になるのか?についてまとめました。

仕事が出来ないから辞めたいは逃げになるのか

仕事が出来ないから辞めるのは逃げである、という考えを持っている人って、多いですよね。

逃げ癖があると、結婚や転職など、自分が決断を迫られるたびに逃げてしまうから、自分の人生に責任を持てなくなる…というのが、逃げぐせを進めない人たちの言い分。

けれども、よくよく考えてみると「逃げたい」って思っている人たちって、本当に仕事ができないのでしょうか。

一言で「仕事ができない」っていうのは簡単だけど、その状況に陥らせている原因を考えてみると、

教育制度がなかったり、ミスの取り返し方を教えてくれる人がいなかったりと、職場内の人を育てる環境が乏しいことが多いんですよね。

もちろん、仕事ができない人が、仕事ができない理由の分析を行ったり、仕事ができるための対策を打つ必要はありますが、これってそもそも仕事したての人じゃ、やり方なんて分からないわけです。

これを一人でやれと言われることが、無謀。

逃げ癖がつきやすい人の環境は、まさに周りの人が助けてくれない状況に多いから、一概に本人の責任とは言えません。

自分なりにもがいてみて、無理だなって思っているのに「逃げちゃダメだ」ってあがき続けてしまうと、精神病んでしまいます。

自分の限界ラインまで十分に頑張ったのなら、それは逃げではありません。だって、あなたは限界まで頑張ったんだから。

 

仕事がうまく出来ない理由

仕事ができないと上司に怒られて凹んで辛いですよね。

自分では頑張っているけど、どうしても成果に結びつかない場合は、以下の2つが考えられます。

 

 向いている仕事ではない

本当にこれは大事。向いている仕事じゃないと、いかに頑張っても気乗りしません。

自分が理想としている仕事が実は適性に合っていない…なんてこと結構あります。

 

もんたん
もんたん

実際に、私の場合オフィスで仕事しているキャリアウーマンに憧れていたんですよ。

でも、実際に働いてみたら3ヶ月で鬱っぽくなって会社行こうとすると毎日「ああああ!!!」って叫んでからじゃないといけないくらい精神止みました。

 

恋人選びも同じですよね。イケメンや美女が好きだけど、実際に付き合う人ではないよねっていうあの感覚と多分似ていると思います。

外から見ると憧れだけど、実際に自分に合っているのかどうかは、また別。

だから、理想の自分=本当に合っているのかどうかはまた別なんです。

仕事が、自分の適材適所なのか?は本当にしっかり調べた方がいいです。

 

ちなみに私の場合は、病んだ時に、「私って社会に必要とされない人なのかな?」ってめちゃくちゃ考えていた時に20代のキャリア診断という無料でできるものを行いました。

スマホで2分ぐらい質問に答えて出た答えは…、

「サービス精神豊富」「人のために役に立っている実感ができる」この2つが働くのに必要なポイントだってわかりました。

今は接客業についているので、目の前のお客様に合った提案をすることができるし、分からないことを直接答えることで「来てよかった」と言われます。

目の前の人に感謝されるたびに「ああ、やっていてよかった」って心から思えるんです。

人材紹介でテレアポの営業をしていた時、ストレスで仕方がなかった仕事が、仕事楽しいな♪って思えるのって、やっぱり自分に合っている仕事だからだと思うんです。

自分に向いている仕事が分からない場合は、20代のキャリア診断受けてみてください。

20代のキャリア診断では、診断結果に応じて求人も紹介してくれるので、自分に合った仕事を見つけることが出来ますよ。

>>20代のキャリア診断をしてみる

 

覚える内容が多すぎて仕事についていけない

  • 専門知識が多い
  • 常に新しい情報を覚える必要がある
  • 覚えるのが多い

など、仕事についていけないと感じる理由のほとんどは、仕事に対しての知識不足から起こります。

これまで、日常的に関わったことのない専門的知識が必要な職場ならなおさら。

新人さんは、家に帰っても知識を勉強しないと仕事についていけない、なんてことはよくあります。

会社は学校ではないので、自分から勉強していくことが必要なんです。

 

もんたん
もんたん

マーケティングに入った友人は、CVR、EMS、SaaSなどの専門用語を単語帳に書いて毎日呪文のように唱えながら出勤していました。

これをやらないと仕事で何を言っているのか分からないんですって。

まるで、学生のテスト勉強期間ですね。

特に携帯電話会社など、様々な施策を打ち出している業界では、常に新しい情報を仕入れていく必要があります。

勉強に終わりがなく分からないことが出るたびに潰していくという感覚。

そのため、違う内容が来るたびに対応に困ったりミスをする経験も他の仕事と比べたら多いので、いつまでたっても仕事がうまくできないという気持ちになります。

仕事に対しての自信が生まれないことで、ミスを誘発し上司に怒られ、仕事へのやる気をなくす…という負のループに繋がってしまうのです。

 

会社の体制が合わない

社風が合わない会社だと、考えが合わなすぎてついていけないことが多いです。

もんたん
もんたん

・残業が当たり前

・決まったルールはすぐに変わる

・上司の命令は絶対

など、普段の自分に合わない会社は、働いて苦痛です。

会社や仕事を選ぶ時って、背伸びしないことが本当に大切。

ただでさえ、覚えることもたくさんあるのに、自分にあっていない社風で自分の価値観と合わない人たちとの仕事は、本当にきつい。

1、2時間の付き合いならまだしも、それが最低8時間は1日いないとならないと考えると、もう会社も行きたくなくなる人もいると思います。

自分が全力疾走しないといられない会社よりも、ちょっと頑張れば入れる会社を選ぶことが大切。

 

仕事ができるようになるための対策

仕事ができない…と言っても、ある程度は頑張る必要があります。

どの仕事に変わったとしても、できない場合の対処法はほとんど同じだから。

 

どの仕事をするにせよ、ちょっとしたつまづきポイントは出てきます。

このつまづきポイントの解消の仕方を知っておくことで、仕事の仕方がずいぶん楽になります。

やめるのは簡単だけど、せっかく、今働いている仕事を辞めて転職活動を行うよりも、お金もらいならがら仕事ができるようになった方がいいですよね。

新人の場合、仕事ができない理由のほとんどが「やり方がわかっていない」「知識不足」の2つ。

この2つを改善する方法を行なっていくことで、仕事ができる人に変わっていけます。

できる人の真似をする

できる人のやり方は、すでに結果を出しているやり方なので、真似をすることで早く結果を出すことができます。

自分の周りを見渡して仕事ができる人、探してみましょう。

  • その人がなんで仕事が円滑に進んでいるのか?
  • 問題に当たった時、どのように対処しているのか?
  • ミスをした時の対処法は?

など、自分の仕事がうまく行かない原因を、仕事ができる人に相談してみましょう。

客観的にできる人に自分の状況をみてもらう事で、打開策を得ることができます。

もんたん
もんたん

私の場合は接客業なので、できる人の後ろで見学させてもらっています。

お客さんに話しかける順番やアイスブレイクの仕方など、できる人の会話をメモして自分に取り入れています。

できる人の流れを知るために、仕事ぶりを見学させてもらうのはあり。

営業の同行だったり、席を隣にしてみたり…。自分の環境でできそうなことがあれば、まずは上司か、直接できる人に相談してみましょう。

 

分からなかったら、SOSを出す(自分で判断しない)

責任感ある人に限って、なぜか人に頼らないで一人で頑張ろうとしてしまう傾向がありますよね。

でも、その判断が正しいものかっていったら、正直違うことが多いです。

お客様のためを思って提案した内容を、社に帰って確認したら提案できない内容だった…なんてことになったら、後始末が大変です。

ある程度その仕事の中で実績があった上で提案するのであればまだ別ですが、入ってまだ間もない頃に自分で判断してしまうことこそ、危険なことはありません。

自分が頑張ったことが原因で、ミスに繋がってしまったら悲しいじゃないですか…。

そうならないようにするために、分からなかったら必ず誰かに聞く!癖をつけましょう。

 

知識をつける

仕事の知識をつけること、これは仕事を円滑に進めるためには絶対的に重要です。

知識不足が原因で

  • 会議の内容が分からない
  • ミスが増える
  • 調べる時間のせいで時間をロスする
  • 間違った提案をしてしまう
  • 業務が円滑に回らない

など、様々な弊害が起こります。

最低限でもいいからまずは、業界の知識や対応方法などを答えられるようにしておきましょう。

一番効果的なのは、ロープレやテスト。

上司や同僚にテストをしてもらい、自分の理解度を一緒に確かめ自分が分からないところを明確にすることができます。

 

仕事が出来ない理由で転職はできるのか

「仕事ができない」をそのまま、口に出したら確実に通りません。

企業だって、自分の会社に貢献してくれる人を探しているわけで、自ら「価値が低いです」と言っている人を取りたいとは思わないからです。

仕事ができないことを理由にして転職活動を行うのなら、

  • 仕事ができなかった理由
  • 自分なりに改善を試みたポイント

をまとめておく必要があります。

もんたん
もんたん

私の場合は、人材紹介の営業の時に

アポイントの件数を稼ぐために、自分でタウンワークなどから顧客リストを作って電話をしていました、

って伝えました。

問題なのは、直面した問題にどのような対処をしたかということ。

転職先でも、分からないこと、苦手なこと、乗り越えなくてはならないこと、たくさんの壁がやってきます。

乗り越えるべき壁に対応する力がないと判断されると企業側は雇用する意味がないと感じてしまい、容赦無く落とします。

 

自分ができる仕事を探すには

 

適性診断を受ける

世の中に、誰にでもできる仕事なんて、ないです。

いや、本当にないです。

なぜない、と断言できるのかというと、

能力的にできないわけではないけれども、性分から見ると難しい可能性が仕事にはあるからです。

もんたん
もんたん

私は、対面で様々な人と話すことが好きなので、事務やコールセンターをやっていた時、ストレスで左足が麻痺しだしました。

世の中にある仕事は、主に2種類。

「我慢すれば耐えられる仕事」と、「我慢しなくても耐えられる仕事」

「我慢すれば耐えられる仕事」は、短期間だったらできるかもしれないけれど、ストレスを溜めながら仕事に当たっているので、いずれ体や精神に異常をきたす可能性があります。

私にとって、コールセンターや事務は、「我慢すれば耐えられる仕事」でしたが、我慢できる許容範囲を思いっきり超えてしまったため体に反応が起きました。

動き回るのが好きな人が事務仕事なんて、それこそ地獄ですよね…。

 

一方、我慢しなくても耐えられる仕事は、自分の適性にあった仕事。

興味がある分野だったり、感覚で「なんとなくできちゃった」など、自分がそこまで努力しなくてもうまくできてしまう仕事は、適性があるということ。

適性がある仕事を選ばないと、自分の強みを無駄にしてしまうことに繋がります。

なかなか仕事で結果を出すことができず辛い思いをするようになってしまいます。

まずは、自分の適性を知ることから始めてみましょう。

自分の適性は20代のキャリア診断で簡単に知ることができるので、ぜひやってみてください。

 

エージェントに相談

自分にあった仕事は転職のプロに聞いた方が早いです。

何千人、何万人も転職に導いているわけなので、人の適性を見る力を持っています。

おすすめは、ウズキャリ

今まで行った中で一番業界に詳しく、また20代の求人を豊富に扱っているので、様々な仕事を見ることができます。

また、webを使った無料の面接対策がとても好評で、私も受けたことがあります。すごい的確なアドバイスをもらうことができるので、面接対策が苦手な人にもおすすめです。

コメント いつも読んでくださりありがとうございます。ご感想お待ちしています。

この記事を書いた人
もんたん

20代で4回転職を経験したアラサー女子。【経歴】新卒半年でクビ→ニート→事務職半年でクビ→個人事業主半年→ブログを始める→接客業を経験。
美味しいご飯には目がなく、お昼ご飯は必ず500円ランチの旅に出る。

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