もんたんです。
あなたが会社の志望動機を考える時、どういったものが思い浮かんでいますか?
『面接の時の方の印象が好印象だったから』 『会社見学の時の印象が良かったから』 『面接や先輩社員の話をきいて自分も同じようになりたいと思ったから』
などなど、会社の印象をもとに志望動機を作る人が多いと思います。実際に会社の印象で入社を決意する方もいるぐらい、社員の第一印象は大切です。この現象は第二新卒も同じ。
でも、実際人を見ただけで社風ってわかるのでしょうか?5年間採用担当をした方にお聞きした内容をまとめました。
人事はその会社らしさの代表
日本の会社は専門職を育てるというよりも、総合職として入って自社のことをすべて理解してほしいという気持ちが強いため、気が付いたらその会社らしい人というのは自然と生まれてきます。
採用担当はその中でも会社の魅力を伝える必要があります。魅力とはやっぱり「どんな方向を向いているのか」「どんな人が働いているのか」などの社風。
仕事をばりばりやりたいです!という人は定時上がりでのんびりやっている会社には入りたがらないでしょうし、逆もしかりです。
ミスマッチを防ぐためにも、会社らしさをできるだけ正確に伝えるためにも、会社らしい人が選抜される傾向が強いのです。
なぜ社風にあった人を採用したいのか
企業は基本的に長く働いてほしいと考えています。採用するのにコストはかかりますし、せっかく先行投資して教育した人材だからこそ、すぐやめてほしくないと思っています。
人が辞める理由として、一番多いのが人間関係です。この人間関係が悪化する原因は、考え方があわないことで「辞めたいな」と思う気持ちが生まれるのです。
例えば、飲み会が多い、会議が多い、完全実力主義など。自分の考え方に合わない社風にいたら辛いだけです。
長く働いてほしいからこそ、社風にあった人材を募集しているのです。
「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、自分とあった雰囲気の人のもとで働きたいと思う人が多いため、採用担当は会社の顔にするように設定しているのです。
採用担当の顔を見れば会社の内部事情がわかる
「顔色が悪そうだな」
「話し方が少し高圧的で自信がありそうだな」
など、採用担当を見ればブラック企業度合いがわかります。
実際にあった事例では、「副業をしたいです」と採用担当に伝えたら鬼の形相で「当社の規則に反しますので副業は禁止です」と大きな声で言われました。面接で怒鳴るとか意味わかりません。
この会社は、古風な会社であると同時に柔軟な働き方を受け入れない企業であることがわかりました。
しかも年収がその業界でいうととても低く(年収245万ぐらい)業績が上がったとしても人件費にさかない会社なのかなと感じました。
このように採用担当の発言や顔を見れば、会社の内部事情がわかってきます。
まとめ:採用担当の雰囲気で会社を選ぶことは理にかなっている
採用担当は会社の顔であるため、その人と一緒に働きたい!という思いで入るのはあながち間違いではありません。
ただ気を付けてほしいのはベンチャー企業などの小さい企業だと例外があります。
採用担当で社風がわかるのは50名以上の大きい規模数の企業であると覚えていくとよいでしょう。
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