もんたんです。
転職活動をしていていると、
「どんな判断基準で選べばいいんだ?」
「どんな仕事が自分にあるのだろうか?」
「私は結局何がしたいの?」
と思うことってありませんか?
私が転職活動していた時、とても迷いました。
お金を重視すると実力に見合わないし、
かと言って人柄で選ぶとお金が低かったり・・・。
選ぶ基準がわからなかった時、同じく転職活動で苦しんだ友人からこの本を貸してくれました。
それが、「手紙屋」という本でした。
主人公との文通を通して学ぶ人生観
主人公は就職活動している大学4年生。ある日、書斎の空間を提供する喫茶店「書楽」で見つけた手紙屋さんと10通だけの文通を始めます。
手紙屋さんから来る内容はとても現実感ある言葉で、今までの自分自身の人生を振り返ると「確かにな・・・」と思わされてしまいます。
人生は「急がば回れ」で出来ている
特に心の響いたのは「急がば回れ」というタイトルの手紙。
普段効率よくできる方法はないか・・・と仕事でもよく最短の道を探してしまうことが多いですが、
手紙では「色々な人生経験こそ糧になる」と伝えています。
最短で「職業」につくのであればそれでもいいかもしれない。けれども、能力がある人はこの世でいくらでもいる訳で。
結局は人間的な魅力があるかないかで、その人と一緒に働きたいのか否かが決まります。
だからこそあなたが経験してきたものは全て血となり肉となる。どんな経験もちゃんと自分自身の魅力に繋がっているということを気がつかされて、ホロっと涙しました。
今までやってきたことは、ああ、無駄じゃなかったんだって。
働くとは何かを教えてくれる
多くの人はお金を稼ぐため、生活をするために働くと口を揃えて言います。
でも、働く乗って人生の3分の2を締めるぐらいとても大切なこと。
生活するためにって割り切ることってなかなかできないと思います。
お金を儲けても幸せに必ずしもなるとは限らない
ちょうどこの本を読んでいた時、詐欺師vs〇〇という企画番組を見ていました。確かに詐欺師は儲かると思います。
儲かったとしてもその人の心は晴れやかでしょうか?私は何人も詐欺まがいの人に会ってきましたが、どのひとも見えない何かに怯えているようでした。
結局働くことで得体のは、
「多くの人から大切に、必要とされること」です。
文通にも似たような内容が会って、私はつい共感してしまいました。正攻法で稼ぎたい。と。
まとめ:仕事に対しての悩みに効く答えが詰まっている
この本は今まで読んできたどの自己啓発本よりも心が響きました。仕事選び、どうしよう・・・など自分の進路に迷っているときは読んでみてください。
コメント いつも読んでくださりありがとうございます。ご感想お待ちしています。