やりたい仕事と向いている仕事のどちらを選ぶべきか。

仕事選びの悩み
ピヨ子
ピヨ子

やりたい仕事か、向いている仕事を選ぶべきか

迷っているのよね…

という悩みを抱えている人を解決するための記事になります。

youyuberが登場してから、「好きなことを仕事に」と考えるひとが増えてきました。

自分のやりたいことを仕事にしたいと思うけれども、現実を見たときになかなか挑戦することができなかったり、

実際に挑戦してみたけれどもうまくできなくてその時は挫折を経験したけれども、どうしてもやりたい…という人もいると思います。

自分にとって向いている仕事が好きでやりたい仕事とは限らないけれども続けるべきなのか…それともやれるのかわからないやりたい仕事の可能性を信じたほうがいいのか…

仕事の選び方は、自分がどのように生きたいのかによって変わります。

今回はやりたい仕事と向いている仕事を選んだ時に起こりうる可能性や、仕事選びのポイントをまとめました。

向き不向きとやりたいことは直結しない

やりたい仕事と向いているのかどうか、は残念ながら異なることが多いです。

やりたい!と思っている仕事の場合、まだその仕事の全貌をやっていないため実際に自分ができるのかどうかわかっていない、夢見心地の状態。

例えば、有名人が警察官のドラマをやっていて「いいな」って思ったからやりたいって思うことってありますよね。

殺人現場の視察に行って、現場を見回って依頼人のために精を出す姿がかっこいいと思ったり、仕事内容に興味をもって、面白そうだな、やってみたいな…って興味を持つ。

この漠然とした憧れのイメージが、やりたい仕事として自分の中に生まれるわけですが、このイメージを現実に落とし込むとギャップが激しいことが多いです。

憧れのきっかけとなりやすいドラマのほとんどは、実際の仕事現場の一部分を切り取り、視聴者にわかりやすいように着色したものであって現実とは遠いものも多いです。

そのため、実際にやってみたら「あれ?イメージと違った…」なんてことが多く、やりたい仕事だったのにやりたくない仕事に変わるのも多いです。

一方向いている仕事の場合は、好きかどうかは置いておいて自分が実際にやってみて「できる」と思えているもの。

仕事として取り組んだときに続けられると思えて、無理なく続けられる仕事が、向いている仕事になります。

よく、アニメが好き、お金が好きだから…という物が好きだからという理由で仕事に携わる人も多いですが、仕事としての側面で携わった時に苦手、あるいは嫌いになってしまったというケースに繋がりやすいです。

例えば、アニメや漫画などのエンタメの仕事が好きだということで、作品を作る裏側に携さわれる編集者になったとします。

最初は自分の好きな世界観の漫画に携われていて楽しい!と思っていたけれども、

作品を生み出すための多大な労力や、作品を売るための試行錯誤を知ってしまうと単純に作品が楽しめなくなってしまい、

仕事がつらく感じてしまう…ということもあります。

お客さん側で作品そのものを見たり楽しむことは好きだけど、実際に作り手になれるのかどうか、はまた別問題です。

もちろん、仕事内容に興味を持っているに越したことはないですが、必ずしもプライベートで興味を持っていることが仕事に繋がるというわけではないのです。

向き不向きは、やってみないとわからない

自分にとって向いている仕事かどうか理解できる環境かどうかは、

  • 仕事内容に自分の適正があっているのか
  • 一緒に働く人たちがまとう空気感や雰囲気が自分と同じようなタイプなのか

この2つのポイントが今の仕事にあるのかどうかで決まってきます。

適正があるのかどうか?については適正診断を受けてみることである程度、どの仕事に適正があるのかがわかりますし、性格やスキルによっても仕事環境の適正は変わるので、この部分は押さえておいたほうがいいです。

適正があると理解した上で、実際に働いてみて向いている仕事なのか?判断する基準としては以下のポイントです。

  • 仕事に達成感や、やりがいを感じることがある
  • 仕事内容に集中して取り組める
  • 自分から進んで仕事に取り掛かる

大まかに3つに分けましたが、結論を言うと自分の仕事に積極的に取り組める姿勢を作れるのかどうか。

向いている仕事って、自分に適正があるからちゃんとした努力をすれば実りやすいんですね。

適正がない人の場合、何倍も努力しないとならないけれども、向いている仕事の場合はうまくいくコツを掴むのが早いし、人の2倍の速度で前に進むことができます。

仕事の内容は時代によって変わる

時代によって仕事内容は変わる、これ一番大切かもしれません。

時代が変わると同じ職業の名前なのに、全然違う内容の仕事になっていたとか…結構あります。

タクシーの運転手を例に出してみます。

カーナビがない時代の働き方は、運転手の知識量がものを行っていたので、お客さんが求める場所に自分で行き方を知っていないといけませんでした。

人を乗せれば乗せるほどインセンティブが上乗せされるので、自分の裁量で動ける人が向いていました。一匹狼のような人が多かったんです。

けれども、今は一人一人の営業成績が大事、というよりも会社全体の成績を上げることに注力しているため、個人が頑張ったとしても以前のように還元されるのかと言われるとそうではなくなったのです。

知らない場所もカーナビで調べれば何処へでも行ける方法がわかるので、自分で道を覚えなくても運転の技術さえあれば誰でもできるようになりました。

求められる知識や技術量が、時代によって変わるので今この仕事やりたい!と思ってもゆくゆくは仕事内容が変わる可能性があることは頭の片隅に入れておいたほうがいいかもしれません。

やりたい仕事を今、選んで通用するのか

やりたい仕事をしたい!と思ったとしても、その仕事をできる能力があるのか?を考えてみるとない人が多いです。

就職活動でよく会社で入ったらやりたいことをいう学生がいますが、その人たちが社会に出て話した内容をすぐにできるのか?と言われたら、99%無理ですよね。

もちろん、一部の優秀で実績を積み上げてきた学生なら、もしかしたら抜擢されるのかもしれませんが、普通の一般的な学生が抱負通りの仕事を行うのは難しいです。

準備が不十分なら、今ではない

これは、やりたい仕事を選びたいけれど、どうしたらいいんだろう…と悩むあなたにも言えることです。

現在、あなたのその実力がないのであれば、まずは修行する場所を見つけるところから始めることが必要です。

飲食店を運営したい!と思うのであれば、まずは自分が目指す飲食店で働く方法はないのか?を模索することが必要です。

また、飲食店を経営している人にどのように経営しているのかの話を聞きにいくのもいいでしょう。

自分がやるならどのように作っていくのか、これを夢物語ではなく現実の行動に落とし込んでいくことが重要になります。

これが、いきなり飲食店のノウハウもないのにお金を銀行から借りて土地を選んで…と行き当たりばったりで行ってしまうとうまくいかないことが大半です。

やりたいことと言うのは、自分の中で何1つノウハウがないわけなので、しっかりと下準備をしないと失敗をしてしまう原因になってしまいます。

 

 

考え1:向いている仕事→好きな仕事に持っていくのがいい論

「好きな仕事 探す」「好きな仕事 見つける」と言っても、今の自分の中に好きな仕事がなければなかなか見つけることってできないです。

ちなみに、著者のもんたんは、「好きな仕事」よりも向いている仕事を本業でしています。

理由としては以下の通り。

私は今まで、好きな会社の理念だったり、想いに共感して入社することが多かったのですが…、

もんたん
もんたん

この仕事の理念いいな♪って思って内定もらって働いてみたら、
イメージしていた働く内容と全く違った・・・なんてことがありました。

自分がこの空間で働きたい!と思っていても、実力が足りなかったら好きな仕事や場所で働くことができないのです。

パラレルワーカーとか、副業を解禁している会社も、ほとんどが実力を持った会社員向けの制度なんですよね。

まだまだ実力が不十分の20代向けの制度ではないんです。

自分がこうなりたい!ああなりたい!と漠然とした想いがあるのであれば、まずは仕事上のでの自分のサバイバル能力を身につけましょう。

自分の実力を持つことで、今の自分の視野から新しい世界が見えるようになったり、好きな仕事を見つけられる確率が上がりますよ。

考え2:向いている仕事(本業)好きな仕事(副業)で分ける

いくら好きな仕事だとしても、お金が入ってこないと精神病みます、マジで。

 

もんたん
もんたん

書道の先生と占い師を掛け持ちしたことがあるのですが、収入なさすぎて日々の支払いにくじけそうになりました。

人は残念ながら、無人島でサバイバルしたり、ホームレス生活をする以外にお金を使わないで生きるすべがありません。

お金が入ってこないと、好きな仕事が金の入ってこない価値のないクソな仕事に変わります。

上記のようにならないためにも、まずは自分ができる仕事を本業で行って、その空いた時間で副業をやっていくとちょうどいいと思います。

まとめ:

個人的には、好きな仕事を最初から見つけられる人はかなり少ないと思うので、まずは向いている死後から始めて、その合間に副業として好きな仕事を続けていくといいと思います。

それで、もし副業の方が稼げるようになるなら、そっち一本でやっていくのもありだし、別のものに挑戦するのも断然あり。

心に余裕がないと何にも挑戦できなくなるので、本業と副業の両立がおすすめです。

コメント いつも読んでくださりありがとうございます。ご感想お待ちしています。

この記事を書いた人
もんたん

20代で4回転職を経験したアラサー女子。【経歴】新卒半年でクビ→ニート→事務職半年でクビ→個人事業主半年→ブログを始める→接客業を経験。
美味しいご飯には目がなく、お昼ご飯は必ず500円ランチの旅に出る。

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